これが現実!3000人が答えた臓器提供の意思表示に関する調査結果
こんにちは、ちびパパナースマンです。
このブログから、みなさんが正確な移植医療の情報を知ったうえで、少しでも日常の話題にあがれば……そんな思いでいっぱいです。
- このブログで述べる管理人の意見はあくまで個人としての私見です。所属するいかなる団体の立場も代表するものではありません。
- また認定資格の条件・役割より、臓器移植に関して"常に中立の立場"であること予めご理解ご了承いただきたく存じます。
では今回のテーマ、『これが現実!3000人が答えた臓器提供の意思表示に関する調査結果』を掘り下げていきましょう。
本記事の参考元
「2018年3月12日 公益社団法人日本臓器移植ネットワーク臓器提供の意思表示に関する意識調査」
参考元リンク
http://www.jotnw.or.jp/file_lib/pc/press_pdf/2016812press.pdf
(記事内容以外の質問項目、性別・年代別などの詳細を知りたい方は参考元リンクよりご確認下さい)
本記事では全国調査結果の一部をお伝えするとともに、『正確な現状を知っていただくことで1分でもみなさんに"意思表示"について考えてほしい』との思いを持ってお伝えします。
概要:2年に1度の実態調査
- 1997年10月16日に臓器移植法が施行され、脳死での臓器提供が可能となりました。それから2017年で法施行20年を迎えました。
- 本調査は2年に1度、ちょうどこの時期(3月)に行われ、情報公開や関連学会などで報告されます。
(対象・方法)
・調査手法:インターネット
・エリア:全国
・調査期間:2017年3月3日~3月5日
・有効回答者数:3,000人
・回答者の属性:10代500人、20代500人、30代500人、40代500人、50代500人、60代
500人
・男女内訳:男性1,500人女性1,500人
・各質問:複数回答可
調査結果:みなさんはどのように考えますか?
(前述してますが、各質問複数回答可の調査です)
- 健康保険証:53.4%
- 運転免許証:52.3%
- マイナンバーカード:20.3%
- 意思表示カード:42.4%
- インターネット:5.7%
- 知っているものはない:15.7%
- 健康保険証:12.2%
- 運転免許証:10.8%
- マイナンバーカード:2.8%
- 意思表示カード:7.0%
- インターネット:1.1%
- 意思表示をしていない:74.8%
- 既に意思表示をしている:14.3%
- 意思表示をしてみたい:23.9%
- 意思表示をしたいとは思わない:25.1%
- わからない:36.6%
- ある:27.2%
- 今まで1度もない:72.8%
- そう思う:4.0%
- どちらかというとそう思う:13.7%
- あまりそう思わない:49.7%
- そう思わない:32.7%
- 臓器移植の安全性など移植医療について:42.3%
- 臓器移植に要する費用:34.7%
- 臓器提供を行ったドナー及びその家族の気持ち:34.7%
- 臓器移植を受けた方の体験:31.4%
- 臓器移植の実施状況:33.9%、
- 特にない:31.1%
- その他:0.6%
まとめ:前途多難
- まずはこの記事へたどり着いてくれたみなさんに、20年間ほぼ何も改善されていない現状を知っていただく(涙)
- 本調査結果の現実色を、ひとつひとつ改善していく
- このブログが1%でもみなさんの背中を押す力になるよう発信していく
※本記事は、決して臓器提供を勧めるという意味ではございません
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